小さいときによく言われたこの言葉。
「お姉ちゃんでしょ。」
自分で選んだ訳でもないのになんで...
って悔しくて泣いて八つ当たりしてた。
感情をうまくコントロール出来なくて、物を投げては叱られた。
今なら、怒りを作り笑いで誤魔化して平和に事を済ませるだろうに。
私の特等席だったママの膝の上。
いつの間にか、いつも譲ってた。
大きくなって、気づいた。
闇雲に怒っても、解決しない。
解決しない問題もあるってこと。
生まれてきた順番は変えようがない。
きっと、大切なのは、自分の役割を受け入れること。
お姉ちゃんだって、認めた時から、弟に優しくなれた。
今では遠いむかしの話。